22日大毛無山へ登った後、大毛無林道を車で下りながら、花(実)の写真を撮ってきました。まずは下山中、登山口手前で見つけたトチバニンジン(ウコギ科トチバニンジン属)から、この山に来るようになって長いですが、ここでは初見の植物です。残念ながら花(白)は終わって、赤い実になっていました。
⬇ この時期にエゾリンドウの次に見たかったオニシオガマ(ハマウツボ科シオガマギク属)半寄生植物なので、数年間株を維持出来ても、長い年月の栽培は無理らしい。
オタカラコウ(キク科メタカラコウ属)林道脇に多く見られる大形の花。これに似たメタカラコウは見当たらない。
⬇ オオイヌタデ(タデ科イヌタデ属)白~ピンクまで色幅があります。
⬇ カワミドリ(シソ科カワミドリ属)林道を登って行くと右手中腹辺りに大群落になっている。美しい花で、数年前に庭に入れました。山のは紫の濃い花色ですが、庭のは少し淡い紫の花になります。気温の差で色が変わるのかな?
⬇ オトコエシ(オミナエシ科オミナエシ属)ロッテ新井リゾートホテルの手前道路にビッシリと咲いていてとてもキレイです。この場所、春にはササユリが沢山咲きます。
⬇ ダイモンジソウ(ユキノシタ科ユキノシタ属)山側斜面にビッシリと咲いています。
⬇ ゴマナ(キク科シオン属)若菜は食用になるそうですが・・・食べたこと無し⬇ クロバナヒキオコシ(シソ科ヤマハッカ属)庭に入れようとは思いませんが好きな山野草です。
⬇ ユウガギク(キク科ヨメナ属)
⬇ ミヤマニガウリ(ウリ科ミヤマニガウリ属)この季節、山のあちこちに低木を覆う真っ白なツル植物は間違いなくこれです。花後には小さな丸い実を付けます。
大毛無山には500種近い植物が有ると言われています。
いま咲いている花にセリ科の真っ白な花が数種有りますが、セリ科は似たようなものが多く、私の知識では見分けが難しいので今回はパスしました。
追記:⬇ 私にとっては幻の花で、2018年7月に出会ったオオカサモチです。
ウィキペディアによれば、「日本では、北海道、本州中部以北に分布し、山地帯から高山帯の草地に生育する。世界では、アジア北東部に分布する。」
出会いは雪割草のH先生ご夫婦と、今は廃道?となっている南葉林道の散策中です。その時はもう2度と見る事が出来なるとは思いませんでした。
その年の秋に、伐採した材木運び出しの為、道路整備をした際に谷川に落とされたのだと思います。
コメント
コメント一覧 (2)
秋の花たちがたくさん咲いていましたね~
やはり春のお花いっぱいとはどこか違うイメージに感じるのは
全般的に色合いが深くなるからかしら???
トップのトチバニンジンなんて花柄も深みのある赤ですし。
それにしても、不思議な面白い形の花ですね。
この記事にご紹介下さっているものたちの中で、
見たことあると自信を持って言えるのはツリフネソウだけでした。
ユウガギクはひょっとしたら会っているかもですが見分けが出来ませんし(^^;)
他は会ったことなし!ばかりです。(ダイモンジソウも)
野に咲くカワミドリの濃い目の紫、クロバナヒキオコシの
クッキリと濃い紫も良いですね~
ロココ
がしました